内々定を受けた企業の種類と時期について
就職予定企業の種類別内々定の時期は、国内企業では6月が最も高く、一方外資系企
業は2月以前の割合が4割にのぼり、「国内企業」と比べて早い傾向がみられた。
最初に内々定を受けた企業の規模別の内々定の時期について、累計割合で見ると、
「5,000人規模以上」では、約5割が3月までに最初の内々定を受けている。
内閣府の令和5年度委託調査事業にて、学生の就職・採用活動開始時期等に関する調査の調査結果報告書から。
就職予定の企業が国内企業かどうかについて見ると、国内企業(ベンチャー企業)が9%、国内企業(ベン
チャー以外)が85%、外資系企業が4%、わからないが2%という分布となっており、国内企業は9割となった。
内々定を受けた時期を企業の種類別に見ると、就職予定企業では、 「国内企業」では6月が最も高い。一方、「外資系企業」は5月以前の割合が特に高く、4割が卒業・修了前年度の2月以前に内々定を受けており、「国内企業」と比べて早い傾向がみられた。
「最初に内々定を受けた企業の規模別に、最初の内々定時期を見ると、いずれの規模でも、4月の割合が最
も高い。一方「5,000人~9,999人規模」では、「1月」の割合が他規模に比べて高く、「99人以下規模」では、「3月」の割合が低く、「7月」の割合が高い。
累計割合で見ると、「5,000人~9,999人規模」「10,000人以上規模」では約5割が3月までに最初の内々定を
受けている。